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運動疲労
運動疲労
足を動かさずに、心臓から遠ざけると、血液の循環が悪くなり、足が疲れる・・・・。これが足の疲れの原因と言われています。
では、足を動かし続ける。運動をすれば、足の疲れやトラブルはないのでしょうか。
健康を維持する善玉の「運動」でも、やり方や過度になると、足の疲れやトラブルを引き起こす、「困ったちゃん」な原因になることもあるのです。
今回は、運動疲労による足の疲れ・トラブルを取り上げました。
皆さんは、「運動疲労」という言葉をご存知でしょうか。漢字で見たとおり、運動による疲労のことです。家庭の医学書などでは、「スポーツ障害」といわれています。
「運動疲労」「スポーツ障害」といわれるものは、身体の使いすぎ、つまり酷使したことにより、身体に損傷を与えるものです。例えば、膝の痛みや筋を痛める・・・ひどい場合だと、疲労骨折というものもあります。
これは、急激な運動や間違ったトレーニング方法により、身体に負担をかけてしまったことによって引き起こされます。
この過度の運動による、足の疲れというのは、実は最近増えてきているのだそうです。特に多いのが、中高年の方と子供たち。
それは何故なのか?例として、Aさんという方をとりあげて、みていきましょう。
運動疲労 2
最近の中高年のメタボリックシンドローム対策にあげられるウォーキングを例にして、「運動疲労」をみていきましょう。
Aさんという男性がいるとします。お年は50歳。
若いときは、野球や水泳などをしてスポーツが好きでしたが、今では会社の親睦会であるソフトボール大会が年に一度の運動日。といっても、日ごろの練習などなくて、ビールを飲みながら、若手社員をからかうほうに時間を割いている、飲み会の延長のようなもの。
習い事や地域の活動熱心な奥様よりも運動不足なのは否めません。若いときの食欲のままに食べたり飲んだりしているので、おなかは立派な重役クラス。家族からも「何とかしたほうがいいんじゃない?」と言われてしまいました。
運動疲労 3
診断は「スポーツ障害」とのこと。「身体にいいからと始めたのに、どうして?」とAさん。それから、ぷっつりウォーキングをやめてしまいました。
こんな話、よく聞きませんか?もしくは体験されていませんか?
運動は身体にいいはずなのに、Aさんのように足にトラブルが出てきてしまって、やる気があっても続けられない・・・。
これが、運動疲労による「スポーツ障害」なのです。
まず、Aさんが感じた足のだるさ。これは、それまで運動をしてこなかったのに、急に長距離を歩いたために、足に疲れや筋肉に損傷を与えたと考えられます。そうならないために、まず、足の筋肉をゆっくりほぐす、準備運動が必要だったのですね。
運動疲労 4
Aさんの場合だと、歩き方の姿勢が悪くて、地面と足の裏の衝撃が、足全体に上手に分散できず、腰や膝にきてしまったのです。また、新しい靴で、足が慣れず、さらに疲れさせてしまったかもしれません。
では、Aさんはどうすればいいでしょうか。
まずは、足の痛みがひくまで、長距離の歩行は避けます。その間に、足の筋肉を鍛えるため、ストレッチを家でしましょう。腿の筋肉を鍛えると、正しい歩行姿勢がとれますし、足がきれいに上がります。
ウォーキングの前は、準備運動をしっかりと。筋肉をほぐし、身体全体をあたためましょう。疲れの具合が違います。
運動疲労 5
今回の例は、中高年の方でしたが、運動疲労のトラブルを起こしやすいのは、実は子供たちといわれています。
スポーツの習い事をはじめたばかりの子供は、まだその運動量に身体がついていけないことがあります。また、同じ動きばかりすると、その部分にばかり負担をかけてしまうこともあるし、本人が夢中になってしまい、休むことを忘れがちです。
子供が運動をする場合、
○1日の練習量を決める。
○練習中に時々、大人が声をかけて休ませる。
○練習内容を適度に変える
などの、工夫があると、運動疲労が少なくすみます。
激しい動きの後は、クールダウンさせることも大事です。子供は準備運動や、運動の後のストレッチなどもおざなりにしがちなので、大人がしっかり監督してあげるようにしましょう。